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Cultural Holidays
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過ぎ越しの祭を祝うユダヤ人一家。
写真:Fedida Family website
過ぎ越しの祭(4月)
過越祭(パスオーバー)は、イスラエル人が隷属から解放され、エジプトを脱出したことを祝うユダヤ教の休日で、通常8日間(イスラエルでは7日間)続きます。この行事は、ユダヤ暦の7月15日に始まり、この日は太陽暦では4月5日から13日の間のいずれかの日にあたります。過越祭はアメリカの正式な祝日ではありません。「過越し」(パスオーバー)という言葉は、聖書の出エジプト記に由来しています。出エジプト記の記録によれば、神がエジプトで奴隷とされていた古代イスラエル人、つまり現在のユダヤ人の祖先にあたる人々を解放すると約束したのです。イスラエル人は、自分たちの家の戸口に羊の血で印をつけるよう教示をうけました。神はエジプト人の長子に死をもたらす一方で、印のついたイスラエル人の家は何もせずに過ぎ越していったのです。
ユダヤ系アメリカ人、そして世界各国のユダヤ教崇拝者にとって、過越祭は家族とともに過ごす大切な日です。最初の2日間に家族で集まり、セーダーと呼ばれる特別なごちそうを食べるのが伝統となっています。セーダーは過越しを象徴する食べ物に満ちた、お祝いの食事です。ユダヤ教の教典を読み、伝統的なセーダーの食事をしながら、ユダヤ人は奴隷として苦労をした祖先に思いを馳せ、彼らがエジプトから解放されたこと祝います。パン種を用いずに焼かれたマツォットと呼ばれるパンを食べること、そしてイーストなどのパン種を用いた食べ物は一切食べないことが、過越祭の2つの掟となっています。
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