綿花の栽培は高度に機械化されています。種播きにおいては、トラクターが播種機を引っ張ります。播種機には、種をいれる箱の下に金属の円盤がついており、この円盤によって、播種溝と呼ばれる筋が畑につくられます。種と少量の肥料が新しく作られた播種溝にまかれ、その後土で覆われます。 南部の綿花栽培農場では依然として手作業で収穫しているところもあるものの、ほとんどの場合、綿の収穫は綿収穫機（コットン・ピッカー）やコットン・ストリッパーと呼ばれる機械で行われています。綿収穫機は綿の木から綿の丸いさやを摘みとり、コットン・ストリッパーは綿の木からさやと、時には葉までをはぎ取ります。 ストリッパー一機で１時間に約227 kg（500ポンド）の綿を収穫することが出来ますが、手作業で同量を収穫するには、33時間かかります。過去20年間、綿産出高および綿耕地面積はともに増加しました。 綿コンバインの写真を見るには、下の「写真」をクリックして下さい。綿についてさらに詳しい情報を見るには、下の「図表」をクリックして下さい。