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Women
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- Women in Politics in the U.S.
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ウェイトレスは低賃金で長時間労働だが仕事の経験がほとんどない人でも比較的見つけやすい仕事である。
写真提供:TelActive, Inc. 撮影:David Goldberg
「ねばつく床」と「ガラスの天井」:女性のキャリアにおける障害
「ねばつく床」という表現は、ある人々を底辺の職にとどめてそこから逃れられないようにする差別的な雇用のパターンを指して使われます。この「ねばつく床」を経験する人たちとして、ピンク・カラーと呼ばれる秘書や看護職、ウェイトレスなどの仕事についている女性があげられます。女性就業者の半分近くが「ねばつく床」現象の見られる事務職や接客関連の仕事についているのに対し、男性就業者のうちこうした職種についているのは6分の1にすぎません。これに対し、「ガラスの天井」という言葉は、アメリカの企業社会で上級管理職をめざす女性やマイノリティの昇進をはばむ障害をあらわしています。「ガラスの天井」に突き当たる女性たちは、「ねばつく床」に足をとられる女性たちに比べると学歴も高く恵まれているものの、昇進が難しいこと、より条件のよい仕事を見つけて転職することが出来ないことなどは、どちらの女性たちにも共通する状況です。こうした女性たちの多くは、負担の大きい外での仕事に加えて家事をこなして家族の面倒を見るというもうひとつの仕事も持ち、「二重の一日」をこなすことを求められています。
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