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スポーツの1年
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ハワイでの相撲の稽古です。
写真提供:Czech Sumo Union, sumo.cz
ハワイと日本をつなぐスポーツ、相撲
日本の神道の儀式を起源に持つ相撲は、日本の国技ですが、国技であることが日本人しか参加できないということではありません。実は、過去40年に渡り、何回もアメリカ人力士が日本の大相撲で優勝という歴史があるのです。その全ての力士がハワイ州出身です。
日本の大相撲に参加した最初のハワイ人は、高見山という四股名(しこな)で知られる、ジェシー・クハウルアで、1964年に日本で相撲を始めました。彼の引退を受け、1984年、小錦が新たなハワイ出身力士として登場しました。小錦の本名はサレヴァ・アティサノエです。小錦は一番体重の重い力士として知られ、270キロをゆうにこえていました。他には、2メートル4センチという身長と235キロという体重を誇る曙がいます。曙の本名はチャド・ローワンです。ローワンは、外国人として初めて力士の中で一番高い、横綱という位に名をつらね、2001年に引退しました。ローワンが引退したあと、四股名を武蔵丸というフィアマル・ペニタニが、ハワイ人で唯一の力士となりました。武蔵丸は外国人で2人目の横綱となりました。武蔵丸が2003年に引退し、1964年以来初めて、ハワイ人の力士が日本の大相撲にいないという状態になりました。
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