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農業
- 日本の農業の担い手
- 日本の農業人口の減少
- 農家の規模と後継者問題
- 三ちゃん農業
- 農家の収入の変化
- 女性と農業
- 戦後日本の農地改革
- 日本の農地改革が成功した理由
- 農地の再編成
- 日本における食糧の自給
- 日本における米の自給
- 米の配給と補助金制度
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整然と水田が広がる東北地方・庄内平野。1960年。
写真:毎日新聞社
農地の再編成
ひと昔まえまで、水田の多くは機械化による利点を生かすには小さすぎました。各農家はまとまった大きな土地ではなく、あちこちに分かれた小区画を所有していましたが、散在する土地は個別に売買でき、それぞれ栽培環境が異なるために天候の影響によるリスクを抑えるというメリットもありました。しかし、1970年代以降、日本全国の農村は土地所有のやりかたを再編成し、小型トラクターその他の農業機械をより効率良く使用できるよう、水田や畑を整理統合して作り直しました。村全体をベースとして、農家は大きな土地面積を手に入れるために個々の小さな土地を交換しあい、効率良く機械作業が出来る大きな長方形に耕地を作り変えたのです。1950年代初頭、岡山県二井池村で2軒の農家の小さな水田が散在する様子を示す図を見るには、下の「地図」をクリックして下さい。日本の農地の規模については、「図表」をクリックして下さい。
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