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稲作業
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稲苗を移植するために一緒に働く村民たち。1956年。
写真:毎日新聞社
田植え
稲の種はまず水を入れた一つの田んぼに間隔を詰めて播き、そこで苗に育ったあと、いくつもの水田に移植します。1960年代までは20~25cm(約8~10インチ)ほどの高さの苗を手作業で移植していました。田植えに先立って、水田は潅水され、苗を根づかせるために土壌は柔らかい泥状になっていなければなりません。そのため、田植えの時期や手順は慎重に決められ、効率良く田植えを行うために共同作業で進められました。何人もの農民が水をたたえた田んぼに立って真っ直ぐ一列に並び、それぞれが手にした苗の束から一株をその列に植え、次に全員が一歩移動して次の株を植え付けました。この方法で水田に手早く整然と苗を植えおわったあと、今度は別の水田に移ることが出来ました。田植えはつらく骨の折れる仕事ですが、それはまた、共同作業をしながら歌を歌ったり、村人が交流を楽しむ機会でもありました。 田植えを終えたあとの苗の様子をクローズアップで見るには、「写真」をクリックして下さい。
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