日本では公立・私立ほとんどの学校で、生徒は制服を着ています。制服が最も一般的なのは中学校と高校です。制服は学校によって違いますが、どれもよく似ています。男子の制服は19世紀プロシア（ドイツ）の軍服をもとにしたデザインで、色は大抵黒です。女子の制服はセーラー服に紺のスカートという組み合わせが一般的です。高校生の女の子は普通制服を着ているときに化粧をしたり宝石類を身につけることは禁止されています。女子のセーラー服の線の色や男子の制服のボタンや襟のタイプの違いなどで、どこの学校かわかるようになっています。生徒たちは上着やスカートの丈を長くしたり詰めたりして、自分なりの個性を出そうとします。制服には夏服と冬服があります。夏には制服は上着なしの半袖になります。冬の一番寒い時期でも、小学生の男の子は長ズボンでなく半ズボンにひざまでの靴下をはいています。学校には指定の運動着もあり、これは普通の制服より色も豊かで種類もさまざまです。生徒達が運動着を着るのは、学校の清掃時やクラブ活動、運動会などです。