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奄美大島から東京に集団就職でやってきた中学を卒業したばかりの子供たち。1958年。
写真:毎日新聞社
集団就職
1950年代、60年代の日本においては、地方に住む若者の多くは中学校を卒業したのち、経済的な理由から高校へは進学せずに仕事に就きました。これら中学校を卒業したばかりの15歳、16歳の若者が、大都市に仕事を求めて集団で村を離れる集団就職は、当時頻繁に見られました。雇用主は、重労働や低い生活水準に慣れている若い未熟練な地方出身の労働者を「金の卵」と呼び、好んで雇いました。若者達にとっても大都市で仕事を見つけることは夢の実現でもあったのですが、数ヶ月後には挫折して実家に戻る若者も多くいました。こうした新卒者の集団は離島や、当時まだアメリカ占領下にあった沖縄からも来ました。沖縄から来た集団就職の若者たちの写真を見るには、「写真」をクリックしてください。
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