
|

雇用
- 集団就職
- 就職シーズン
- 新卒採用の仕組み
- 高卒採用の仕組み
- 日本の雇用制度
- 終身雇用
- 年功序列制度
- 賞与(ボーナス)制度
- 企業別組合
- 企業別組合の労使協調
- 失業保険
- 二分化された女性職:一般職と総合職
- 女性雇用者の増加
- 女性の多い職種
- 退職後の職位と社会保障
- 結婚退職・男女別定年
- 大企業と中小企業の関係
- パートタイムで働く女性たち
- 産業部門でみる日本の労働人口
|
岩手県・岩泉町の小さな木製家具工場の労働者。
写真提供:岩泉純木家具
大企業と中小企業の関係
日本の大企業は、正社員に対して雇用の保障や多大な手当てを提供するため、自らの社員数を限定し、比較的保障が少なく手当が充実していない中小企業と長期にわたる強い関係を結ぶという方法をとります。時として、こうした中小企業は親会社の直接傘下にある子会社あるいは親会社によって部分的に所有されている会社であり、また独立の会社であっても、様々な度合いにおいて大企業に依存していることがあります。長期の下請け契約は、中小企業に経済的な利益をもたらすと同時に、大企業の社員に対する手厚い手当を可能にし、職場の保障をもたらします。経済の下降期には、大企業は自らの正社員を解雇する代わりに外部の会社や子会社との契約を減らすことが出来ます。加えて子会社は、管理職に就くべき親会社の正社員に職を提供します。子会社での職は親会社においてより高い地位に就くべき人間のための身繕いの場所としても使われますが、雇用し続けるにはお金の掛かり過ぎる高齢の雇用者にとっての最後の職場となることもあります。このような配属は、親会社への配属の可能性のない子会社の正社員から昇進の機会を奪うことにもなります。
|
言葉の説明:
雇用保障
|
協約
|
ポッドキャスト ダウンロード:
英語
| 日本語
|
文書 |
ビデオクリップ |
図表 |
写真 |
地図
|
|