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産業
- 産業部門でみる日本の労働人口
- 日本の男女が働く業種
- 戦後の日本における基幹産業復興政策
- 日本の造船業
- 鉱業:衰退する産業
- 産業政策と不況産業
- 消費財産業
- 日本経済における中小企業
- 大企業と中小企業のつながり
- 日本の電気機械工業
- 日本の自動車産業の始まり
- 自動車産業の発展と自動車の輸出
- 日本の携帯電話産業
- コンピューターゲーム産業
- 買い物の習慣と小売店
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大正島で漁業に携わる人々。
写真:Look Japan
産業部門でみる日本の労働人口
日本の労働人口は、1950年の3,600万人から徐々に増加し1995年には6,400万人に達しましたが、それ以降はやや減少傾向にあります。この間に日本の産業構造は大きく変化しました。1950年には、全労働人口のうち、半分近く(48.5%)が農業、林業、水産業などの第1次産業に、5分の1(21.8%)が鉱業、建設業、製造業などの第2次産業に、そして3割近く(29.6%)が第3次産業とよばれる様々なサービス産業に従事していました。しかし、この50年間で第1次産業に従事する労働者の割合は大きく減少し、2000年には第1次産業従事者は日本の労働人口のわずか5%となりました。これに対して第2次産業の労働人口は2000年までに29.5%に増加し、日本の雇用者10人中ほぼ3人が第2次産業で働いている計算になります。最も成長が著しいのは第3次産業で、全労働人口の3分の2にあたる64.3%が第3次産業に従事しています。
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