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産業
- 産業部門でみる日本の労働人口
- 日本の男女が働く業種
- 戦後の日本における基幹産業復興政策
- 日本の造船業
- 鉱業:衰退する産業
- 産業政策と不況産業
- 消費財産業
- 日本経済における中小企業
- 大企業と中小企業のつながり
- 日本の電気機械工業
- 日本の自動車産業の始まり
- 自動車産業の発展と自動車の輸出
- 日本の携帯電話産業
- コンピューターゲーム産業
- 買い物の習慣と小売店
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機械工場で働く労働者。
写真:毎日新聞社
大企業と中小企業のつながり
日本の経済に非常に多くの中小企業が存在する理由の1つは、大企業と中小企業は相互依存の関係にあることです。製造業では、大企業は中小企業との間に、下請け・流通の長期的関係を築き上げています。そのため、大企業は部品をより安価で入手することができると同時に、景気が悪化したときには、自社の従業員を一時解雇する代わりに、下請けへの発注を減少することによって景気変動に対応することができるという利点があります。一方、中小企業にとっては、景気がよいときには、大企業との取引きから利益を得ることができると同時に、大企業の技術や専門知識から利益を得ることもあるのです。
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