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上司が全体を見渡せるように机が並べられたオフィス。1967年。
写真:毎日新聞社
グループでの作業
日本の大企業では、社員は通常グループに分けられ、仕事は個人にではなくグループに割り当てられます。こうしたグループは多くの場合三人から二十人の社員によって構成され、リーダーとなる長が任命されます。リーダーを含めすべてのメンバーは多くの場合数年ごとに入れ替わります。そのため、グループの構成は定期的に変わり続け、リーダーにとっては最初の昇進の場となり、また指導力をつちかう場ともなります。グループの行う仕事のほとんどはこのような環境において行われ、社員はお互いに協力しあわなけばなりません。社員は共同で働く能力で評価されます。グループには職務を最も効果的に計画・遂行できるように、かなりの自由と責任が与えられています。動機と報酬は個人にではなくグループ単位で与えられ、したがって協力が助長されます。作業グループは日本における事務労働の規範でありますが、この形態は工場でも使われており、製品の生産あるいは組み立て、そして品質のチェック作業において労働者がグループ単位で集団責任を負います。グループ全体が欠陥なしに製品を生産することに責任を負い、そのことに対する評価を受けます。
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