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女性
- 婦人参政権の導入
- 特需景気と女性労働者
- 女性雇用者の増加
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特需景気が傾くと、職業安定所は職を求める男女であふれた。1952年。
写真:毎日新聞社
特需景気と女性労働者
1950年に勃発した朝鮮戦争に対応するため、米軍は日本企業に繊維製品などを大量に発注しました。米国からの受注は、日本に特需景気とよばれる経済成長期をもたらしました。繊維産業と鉄鋼業の伸びは特にいちじるしかったため、特需景気は「糸へん景気」「金へん景気」とも呼ばれました。労働力の需要は急速に拡大し、繊維産業に従事する女性が日本の産業化に大きく貢献した二十世紀初頭のパターンをなぞるように、多くの女性たちが、繊維産業の工員として働きました。しかし、朝鮮戦争の終了とともに繊維産業は衰退し、そこで働く女性労働者は大量に解雇されました。
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