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女性
  1. 婦人参政権の導入
  2. 特需景気と女性労働者
  3. 女性雇用者の増加
  4. アメリカンスタイルと洋裁の流行
  5. パートタイムで働く女性たち
  6. 女性と農業
  7. 海女
  8. 結婚退職・男女別定年
  9. オフィス・レディ
  10. 二分化された女性職:一般職と総合職
  11. 働く女性に関する法律
  12. セクシュアルハラスメント
  13. 出生率の低下と働く女性
  14. 夫婦別姓
  15. 女性の多い職種
  16. 「強い」女性たち:警察と自衛隊
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机について、洋装雑誌に見入ったり、雑誌記事のメモをとる女性たち。
図書館で洋裁雑誌を開いてメモをとる女性たち。1949年。
写真提供:昭和館
アメリカンスタイルと洋裁の流行
米軍の占領下、アメリカ文化が日本に流入するようになり、それにともないアメリカンスタイルの服装が日本女性の間でも一般的になってきました。洋装の流行により、洋裁は多くの女性にとって収入を得ることができる技術となりました。多くの女性が雑誌や洋裁学校などで洋裁の技術を学びました。そして、洋装店で働いたり、注文を受けて服を縫ったり、あるいは洋裁技術を教えたりして収入を得ました。洋裁ブームにのって日本のミシン生産台数は急速に伸び、1951年には100万台を突破しました。当時の洋裁雑誌は洋服の縫い方だけでなく、原型の作り方から教える本格的なものでした。このため、多くの女性が雑誌を利用して複雑な技術を身につけました。洋裁学校は、女性が仕事を得るための専門技術を身につける場であると同時に、女性が結婚前に主婦としての技術を学ぶ、「花嫁学校」の側面も持っていました。
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