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女性
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入社式にのぞむ制服姿のOLたち。1993年。
写真:毎日新聞社
オフィス・レディ
日本では、働く若い女性を指してOL(Office Ladyの略)と呼ぶことがよくあります。この言葉が生まれる以前、働く女性はBG (Business Girl)と呼ばれていました。しかし、この言葉がアメリカでは売春婦を指す、と指摘する人々があらわれました。そこで1963年、女性週刊誌が「BGに代わる名称の世論調査」を行い、1位に選ばれたOLが一般的な呼び名として定着しました。OLという言葉に厳格な定義はありませんが、通常、この言葉は、未婚で若く、事務的な仕事に従事してフルタイムで働く女性を指して使われます。働く女性の中には、女性っぽさを強調するOLという表現を差別的として嫌う人もあります。OLの収入は決して高くはないものの、両親と住んでいる人も多く、家族をサポートする必要がないため、自分に使える金額が多い層です。そのため、OLは消費生活のトレンドセッターとみなされ、1980年代後半のバブル経済期には、多くの企業が彼女たちを顧客としてターゲットにしました。
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言葉の説明:
バブルけいざい
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