Cross Currents Home
サーチ:
資料 | 当サイトについて | English site
ホーム 日本について学ぶ 日米について学ぶ 米国について学ぶ
赤く発光しているチップを持った指のクローズアップです。
女性がパソコンのモニターを見ながらキーボード入力をしています。
女性
  1. 婦人参政権の導入
  2. 特需景気と女性労働者
  3. 女性雇用者の増加
  4. アメリカンスタイルと洋裁の流行
  5. パートタイムで働く女性たち
  6. 女性と農業
  7. 海女
  8. 結婚退職・男女別定年
  9. オフィス・レディ
  10. 二分化された女性職:一般職と総合職
  11. 働く女性に関する法律
  12. セクシュアルハラスメント
  13. 出生率の低下と働く女性
  14. 夫婦別姓
  15. 女性の多い職種
  16. 「強い」女性たち:警察と自衛隊
Listen in 英語 | 日本語 日本語 言語:  英語 | 日本語
子供の周りには、乳母車を押す女性と何匹かのハトがいます。
公園で一人で走る子供。
写真提供:Jeff Laitila, www.sushicam.com
出生率の低下と働く女性
日本で産まれる子供の数は、年々少なくなっています。日本女性の生涯平均出生率は1970年代半ばから下降をつづけ、1989年には1.57まで落ち込み、「1.57ショック」と言われて社会問題になりました。政府も「エンゼルプラン」などの少子化対策を政策として打ち出しましたが、その後も出生率は下がりつづけ、2000年には1.36となっています。現在の人口を維持するために必要な出生率は2.1とされており、現在の低い出生率をもってすると、今後50年間に日本の人口は20%減少すると予測されています。日本における少子化の理由のひとつとして、女性が働きながら子育てをする難しさがあげられます。昔の日本の農家では、父母が働いている間、祖父母が子供の面倒を見るという光景もよく見られましたが、今日の日本の都市部では核家族が多く、祖父母に頼ることは出来ません。また、働く母親が子供を預けられる保育所は圧倒的に不足しており、保育所を利用できる幸運な場合でも、預けられる時間は限られています。多くの企業が、母親には育児休暇や育児のための短時間勤務を認めても、父親には認めていません。日本における出生率の推移を見るには、下の「図表」をクリックして下さい。
ポッドキャスト ダウンロード:  英語 | 日本語
文書 | ビデオクリップ | 図表 | 写真 | 地図