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女性
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公園で一人で走る子供。
写真提供:Jeff Laitila, www.sushicam.com
出生率の低下と働く女性
日本で産まれる子供の数は、年々少なくなっています。日本女性の生涯平均出生率は1970年代半ばから下降をつづけ、1989年には1.57まで落ち込み、「1.57ショック」と言われて社会問題になりました。政府も「エンゼルプラン」などの少子化対策を政策として打ち出しましたが、その後も出生率は下がりつづけ、2000年には1.36となっています。現在の人口を維持するために必要な出生率は2.1とされており、現在の低い出生率をもってすると、今後50年間に日本の人口は20%減少すると予測されています。日本における少子化の理由のひとつとして、女性が働きながら子育てをする難しさがあげられます。昔の日本の農家では、父母が働いている間、祖父母が子供の面倒を見るという光景もよく見られましたが、今日の日本の都市部では核家族が多く、祖父母に頼ることは出来ません。また、働く母親が子供を預けられる保育所は圧倒的に不足しており、保育所を利用できる幸運な場合でも、預けられる時間は限られています。多くの企業が、母親には育児休暇や育児のための短時間勤務を認めても、父親には認めていません。日本における出生率の推移を見るには、下の「図表」をクリックして下さい。
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