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女性
- 婦人参政権の導入
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- 女性雇用者の増加
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- 海女
- 結婚退職・男女別定年
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- 働く女性に関する法律
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選択的男女別姓制度の実現を求めて記者会見する女性議員たち。2001年。
提供:吉川春子
夫婦別姓
日本の法律は、結婚した夫婦が同じ姓を持つことを定めています。伝統的に、多くの場合、女性が結婚時に姓を変えてきました。しかし、働く女性が増加するにともない、夫婦別姓の容認を求める声が大きくなってきました。働く女性にとっては、名前が変わることにより、顧客の間で知名度が下がってしまうなどの不都合があります。また結婚・離婚などの私的な事情が、姓が変わることで仕事関係の人々に知られてしまうことを、プライバシーの侵害と感じる人もいます。現在の法律は法的に夫婦別姓を認めていないため、結婚後も職場では結婚前の姓を使いつづけ、公的な書類にのみ夫と同じ姓を使うという働く女性が多くいます。こうした社会の変化に対応し、夫婦別姓の容認を認める法案が何度も国会に提出されていますが、未だに可決されていません。夫婦別姓制度の導入に対する世論調査の結果を見るには、下の「図表」をクリックして下さい。
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言葉の説明:
国会
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姓
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