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年中行事
- 旧正月
- スーパーボウル・サンデー
- バレンタイン・デー(2月14日)
- グラウンドホッグ・デー
- 「黒人の歴史」月間(2月)
- 聖パトリックスデー(3月17日)
- エイプリル・フール(4月1日)
- 復活祭
- 過ぎ越しの祭(4月)
- シンコ・デ・マヨ
- 母の日(5月第2日曜日)
- 父の日(6月第3日曜日)
- ハロウィーン(10月31日)
- ラマダン
- クワンザ
- ハヌカ
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緑色のコスチュームに身を包んだ若者たち。
写真提供: Pegasus Flyers
聖パトリックスデー(3月17日)
聖パトリックスデーは、5世紀のアイルランドにおいて、多くの人をキリスト教に改宗させた守護聖人、聖パトリックを記念して名付けられました。聖パトリックは西暦423年に亡くなりましたが、彼の命日である3月17日が聖パトリックスデーとして毎年祝われるようになりました。アイルランドでは、聖パトリックスデーは国民の祝日およびカトリック教の祝日として、何世紀にも渡って祝われてきました。この日、アイルランド人は、午前中に家族で教会に行き、午後からは食事とお酒とダンスでお祝いをします。
アメリカの聖パトリックスデーは、アイルランド系の人々がコーンビーフとキャベツの食事、お酒、そして祭りのパレードを楽しみながら自分たちの伝統を祝う日となっています。19世紀中頃、ジャガイモ飢饉と呼ばれる大飢饉を逃れて移住してきたアイルランド系移民たちは、アメリカ社会で生活基盤を作るのに苦労していました。経済的な困難と人種差別の中にあっても、彼らは自分たちの文化と民族の誇りを大切にし続けたのです。
聖パトリックスデーはやがて、アイルランド人としてのアイデンティティーをたたえる重要な日となりました。アメリカで最も大規模な聖パトリックスデーのパレードはニューヨークで行われ、ボストン、フィラデルフィア、シカゴなど、アイルランド系住民の多い他の都市でもパレードが行われます。アイルランド系の人もそうでない人も、パレードに参加したり、飲んだり食べたり、緑色の服を着たりしてこの日を楽しみます。また、アイルランドのシンボルであるシャムロックと呼ばれる三つ葉のクローバーを身につける人も多く見られます。
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