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- 感謝祭(11月第4木曜日)
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メイシーズの感謝祭パレードは感謝祭の伝統行事となっている。
写真:NYC Tourist website
感謝祭(11月第4木曜日)
アメリカ人は11月の第四木曜日に感謝祭を祝います。この祝日は、1620年にイギリスの清教徒のグループ、いわゆるピルグリムが宗教の自由を求めて現在のマサチューセッツに上陸した年の翌年、1621年に始まりました。新世界に入植した最初の年、ピルグリムたちは病や死、作物の栽培の失敗といった苦難を強いられました。そんな彼らにアメリカ先住民が作物の栽培方法を教え、窮地を救ったのです。
アメリカ先住民がピルグリムに教えた作物の中でも特に重要だったのがトウモロコシでした。1621年の秋、ピルグリムたちは恵まれた収穫に感謝する意味で、最初の感謝祭を祝いました。力を貸したアメリカ先住民の人々とその首長も招かれ、鹿や七面鳥、クランベリーやカボチャを食べてお祝いをしました。今では、国中のアメリカ人が友達や家族と一緒に感謝祭を祝います。それぞれの家庭で友人や親戚を招待し、七面鳥やクランベリー、パンプキンパイといった伝統的な感謝祭の食事をするのです。ピルグリムたちの苦労とアメリカ先住民による援助を題材に、小学校ではしばしば生徒による演劇も行われます。
1924年、ニューヨーク市でメーシーズ百貨店が初めて感謝祭のパレードを行いました。このパレードの呼び物は山車やピエロ、動物、音楽、そして巨大なバルーンの数々でした。今でも多くのアメリカ人がこのメーシーズのパレードをニューヨークで、あるいはテレビ放送を通して楽しんでいます。
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