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労働組合
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1941年4月、自動車会社フォードのスト参加労働者に攻撃されているスキャッブ。
写真:デトロイト紙 撮影:Milton Brooks
ストライキ中に起こること
ストライキ中は、スト参加労働者が生産を停止するため、ストが続く限り、企業は金銭的損失を受け続けます。そのため、多くの場合、企業はスト参加労働者の代わりとなる労働者を新たに雇用しますが、これらの労働者が職場に入るためには、スト参加者が張ったピケを越えていかなければなりません。通常、ストライキ中の労働者はこうした行為に大変腹を立て、これらの新規労働者を「スキャッブ(スト破り)」やその他軽蔑的な呼び名でののしり、彼らが職場に入るのを妨害しようとします。
ストライキを効果的に行うには、経営者側に対抗する労働者の団結が不可欠です。スト中は、スト参加労働者への給料の支払が停止しますが、通常労働組合にはスト基金と呼ばれるストに入ったときのための準備金があり、労働者とその家族が生活を維持することができるように、そこから少額のお金が支払われます。他の労働組合は、多くの場合、スト中の労働組合のスト基金に寄付をしますが、それは、寄付をすることによって、将来自らの労働組合がストに入った場合にその労働組合から援助を受けることが出来るためです。
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言葉の説明:
ストライキ
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スキャッブ
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スト基金
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