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労働組合
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「鉱山労働者のヒーロー」ジョン・L・ルイス、1951年。
写真提供: Roger Philpot
重要な労働組合指導者たち:ジョン・L・ルイス
ジョン・L・ルイスは、1920年から1960年まで、アメリカ鉱山合同組合(UMWA)の代表をつとめました。彼は、国内鉱山労働者の賃金、労働条件、保健医療の改善に加え、アメリカの産業別労働組合を産業別労働組合会議(CIO)として統合するために力を尽くしました。彼の活動は時として大いに一般の不評を買うことがありましたが、ルイスはアメリカの炭鉱労働者の生活向上のために努力を怠ることがありませんでした。例えば、1943年にルイスは50万人の炭鉱労働者を率いて賃金向上のためのストライキを行いました。石炭は鉄鋼製造に使われていたので、戦争の真っ只中で鉄鋼産業は2週間の休業を強いられました。多くの人々がルイスを反アメリカ的であると批判し、労働運動は貴重な支持を失いました。ルイスの最も大きな功績はおそらく炭鉱労働者のためによりよい医療保障を勝ちえたことでしょう。ルイスの指導のもと、政府はUMWAと協定を結び、炭鉱のある地域に8つの病院と数多くの診療所を設立しました。炭鉱労働者の多くは黒肺病に苦しんでおり、これらの施設はこうした労働者の医療ニーズを満たすものでした。1964年、リンドン・ジョンソン大統領によりジョン・L.ルイスに民間人のアメリカ人に対する最も栄誉ある勲章である大統領自由勲章が授与されました。ルイスは1969年に亡くなりました。1998年にUMWAのメンバーが団結を示している様子を見るには、下の「写真」をクリックして下さい。
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