初めてのデート、ファースト･デートは多くのアメリカのティーンエイジャーにとって胸がおどる機会です。ファースト･デートを前に不安になるティーンエイジャーもいます。多くのティーンエージャーにとって、ファースト･デートは大人への入り口です。今日では、ファースト･デートはしばしば友人同士のグループで行なわれるようです。ふたりきりになるよりも、グループで映画に行ったり食事に出かけたりするのを選ぶカップル、あるいは、モールでぶらぶらするのを好むカップルもいます。ファースト･デートは、しばしばプロムやホームカミング・ダンスといった大きな学校行事のあとに行なわれます。デートへの送り迎えをする親もいます。多くの場合、男の子が女の子を自宅まで迎えに行きます。16歳でファースト・デートをするのが最も一般的ですが、それを早すぎる、あるいは遅すぎると考える親もいます。親がティーンエージャーに門限を設けるのが伝統で、時間は年齢や成長の度合いに応じて決められます。普通、年齢がすすむにしたがって、門限の時間も遅くなります。