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色とりどりの鯉のぼりが風にたなびいています。
3人の相撲力士が土俵の脇に並んでいます。
スポーツの1年
  1. 1月のサッカー大会(1月)
  2. 駅伝競走(1-2月)
  3. 冬のラグビー大会(1-3月)
  4. スキーとスケート(冬)
  5. 相撲
  6. 寒稽古と伝統的格闘技 (冬)
  7. Jリーグサッカー(3月)
  8. 山開き・海開き(6-7月)
  9. 鮎釣り解禁(6-7月)
  10. モータースポーツ、鈴鹿8時間耐久ロードレース(7月)
  11. 高校野球(7、8月)
  12. 国民体育大会(秋)
  13. プロ野球日本シリーズ(10月)
  14. 紅葉狩り、ハイキング(秋)
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4人の上半身裸の男性がひざまで川につかり、格闘技の練習をしています。
冬場の寒稽古でさらに腕を磨きます。
写真:日本剛柔流空手道ウェブサイト
寒稽古と伝統的格闘技 (冬)
日本の伝統的な格闘技のクラブや教室では、冬の気温の下がる早朝にあえてそのメンバーが集まって、練習を行う伝統的な行事があります。これは寒稽古と呼ばれています。寒稽古は空手や柔道、合気道、剣道、弓道を行う学校内のクラブや一般の教室の多くで行われ、ほとんど毎年恒例の行事となっています。中には雪の積もった屋外や寒風の吹く海岸で練習をするクラブもあります。冷たい外気に晒されることにより、練習中の体のぶつかりあいに対し、皮膚はきわめて敏感になります。そのため、寒稽古は不快なばかりか、時には痛みを伴うものです。しかし、練習に精神を集中させれば不快感や痛みは乗り越えられると信じられています。寒い朝に練習をすることによって、稽古に参加した者は精神的により強くなるのだと言われています。実際、日本の格闘技において、精神的な強さは肉体的な強さよりも重要だと考えられています。それゆえに、彼らは寒稽古を行うのです。ただし、クラブによっては温かいおしるこや豚汁を準備し、練習の後に参加者みんなで食べるところもあります。そういった練習後の楽しみを目当てに寒稽古に参加する人も少なくないはずです。
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