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産業
- 産業部門でみる日本の労働人口
- 日本の男女が働く業種
- 戦後の日本における基幹産業復興政策
- 日本の造船業
- 鉱業:衰退する産業
- 産業政策と不況産業
- 消費財産業
- 日本経済における中小企業
- 大企業と中小企業のつながり
- 日本の電気機械工業
- 日本の自動車産業の始まり
- 自動車産業の発展と自動車の輸出
- 日本の携帯電話産業
- コンピューターゲーム産業
- 買い物の習慣と小売店
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新型のテレビが出ると、まだ使える旧型のテレビはゴミとして捨てられた。1963年。
写真:毎日新聞社
消費財産業
1950年代半ばから、様々な産業を基礎にして日本は高度経済成長期に入りました。この時期、戦前に大きな輸出市場が形成されていた軽工業が復活し、布製品、衣料品、陶磁器、時計などの多岐にわたる製品が再び輸出されるようになりました。小型電気製品も国内外の市場向けに製造されました。
経済が安定するにしたがって、日本の消費者は冷蔵庫、洗濯機、扇風機、トランジスタ・ラジオなどの製品を次々と買うようになりました。また、1960年代には、カラーテレビや自家用車の購入も始まりました。当時はまだ、ローンや分割払いなどの消費者信用はなかったものの、年2回支払われるボーナスがあったため、大型の買い物や支払いの計画を立てることが比較的容易だったのです。
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