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産業
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半導体は日本の主要輸出品のひとつとなった。
写真:毎日新聞社
日本の電気機械工業
1960年代のトランジスタ・ラジオやカラーテレビに始まって、1970年代から80年代の家庭用電化製品やコンピュータ制御機器、1990年代以降の半導体やコンピュータ、コンピュータ周辺機器というように、日本では、多岐にわたる電気機械工業が発展しました。これらの電化製品の大きな特徴は、技術革新・小型化・高品質です。家庭用電化製品の需要は日本の国内市場でも非常に高いのですが、電気機械工業が成長した大きな理由は輸出に対する需要が高かったことです。
1980年代半ば以降、日本は、国内的には技術的に複雑な製品や新製品の開発に力を入れてきましたが、家庭用電化製品の製造工場は、製造コストが低い海外に移転されました。
日本は、コンピュータ制御機器の生産高で世界の首位にあると同時に、半導体の分野では、東芝、NEC、日立が販売収益で世界トップ10に入っています。
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